太宰府散策きっぷ [九州]
庭の梅の木に「東風(こち)吹かば 匂い起こせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」と和歌を詠み、
その梅が大宰府に一夜のうちに移動したという伝説からか、梅がシンボルになっている。
その飛梅
もちろん梅がテーマの太宰府天満宮。御神酒は梅酒だそうである。(徹底してるなぁ)
梅干しの種を集めるところもあったりする。
参道には梅ヶ枝餅と呼ばれる餡入りの焼き餅を販売している。病魔を防ぐ特効があるそうだ。
以前TVドラマ、金八先生で梅ヶ枝餅を生徒のおみやげにしたことから
いじめが発覚したという回があったけど、
それでこの名前が記憶のどこかに残っていたわけか。
もっと小さいと思っていたけど、結構大きい。これをたくさん食べさせたら確かにいじめかも。
おみやげは鉛筆なんかが嵩張らずに実用的かも・・・というわけで、鉛筆を30本ほど。
梅ヶ枝餅は・・・もちろん食べました。抹茶と一緒に!
太宰府といってもいささか広うございまして、天満宮だけではないのですな。
そもそも道真公はここで何をしていたかといえば・・・
実は京都でバリバリやってたお役人様だったわけです。
ライバルに陥れられて左遷されてきたと…まぁ今も時々聞く話ですな。
そして、この地で失意のうちに病没してしまった。
没後、京では疫病や異常気象など不吉な事が続いたため祟りでは…といわれ、
お墓の場所に、その恨みを鎮めるために天満宮を建てたそうな。
まぁ京都から追い出したものの、死なれちゃ寝覚めが悪かったんでしょうな。
(恨みを鎮める神社がなぜ学問の神になったかといえば、道真という人、とんでもなく頭が
良かったらしい(だもんで凡人には煙たがられたかと)。それにあやかろうかと。
正月には東京では湯島天神やら亀戸天神やらにたくさん受験生が押しかけ詣でる。)
というわけで、実際には太宰府庁の跡地などは天満宮から離れた場所にあり、
西鉄では都府楼前から太宰府駅までの間をフリー乗車区間にした切符を発売。
さらに、抹茶と梅ヶ枝餅のセットを加えて\1000で発売中。
ちなみに天神と太宰府の間は普通切符で390円だから、散策しない限りは
抹茶のセットを食べて、ちょいとお得といった感じですか。
他に柳川へもお得な切符が発売されているので行くときには使うかも。
さて、今回は雨天なので散策は近くの光明禅寺のみにしよう。
庭が綺麗なお寺だ。
残念ながら工事中
さてまだ昼前だけど福岡に帰ることにしよう。
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